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洋風化した現代の日本人の食生活では、まず米の消費量が減りました。肉が主菜となると、ボリュームがあるのでごはんの量が減ります。肉に添えるサラダもマヨネーズやドレッシングを使い、炒めものやフライなど油脂量の摂取が増えました。
このように、日本人には、四季の風土にあった、食べ物が自然から恵みとして与えられていたのです。ですから、旬のもの、さらに自分が暮らしている地域・風土の食べ物が一番体にふさわしい(身土不二)、と言われるのです。 |
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「伝統的な日本型の食生活」で食べられていたものは、穀類、豆類、旬の魚介類や野菜類で脂肪率の低いものばかりです。具体的な食べ方としては、米5:野菜・海草3〜4:魚・動物性タンパク質1〜2という比率で献立を考えるとよいでしょう。今の食事を、だいたいご飯を2倍、野菜を2倍、動物性タンパク質(肉・魚)を半分に加減すると意識してみてください。日本人には動物性タンパク質は、魚介類でとるのをすすめている人もいます。それは確かにいいのですが、絶対お肉は食べないとか決めるとしんどいので、私は、お肉は量を控えめにし野菜をたっぷり添えて食べればよいのではないかと思います。また、砂糖や油脂の使用量を控えるように心がけましょう。 若い主婦層にはなじみのない海草や乾物は、ぜひ見直したい食品です。ひじきなどの海草、乾物の切り干しダイコン、干しえびなどは、カルシウムを初めとするミネラルや、食物繊維の宝庫です。こういう食品の消費が低くなるにつれ、若い人たちの間にも骨粗しょう症が増え、カルシウム不足が問題視され始めました。牛乳そのものは、確かに消化吸収はよいのですが、牛乳を飲む歴史の短い日本人の中には消化酵素がなくアレルギーをおこす人がいますし、カルシウムは100g中100mgしか含まれません。ひじきは100g1400mg、こんぶは420mg(つくだ煮)もカルシウムを含み、牛乳より吸収率は劣りますが、すばらしい栄養価を持っています。 また未精製の食品、たとえば玄米、砂糖、塩なども、ミネラルやビタミン、食物繊維などの栄養素を含んでおり、味わい深いものです。私は、玄米食べはじめたら、便秘が解消し、おいしくって止められません。ただし、よく噛まないと、栄養を持ち出すことにもなります。一番大切なことは、自分のカラダの声をきくこと。情報をうのみにして、なんでもかんでも取り入れるのではなく、カラダにあうのかどうか、相談する。ここが一番大切で、フードファディズムに陥りやすいところだと思います。 |
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