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「脂肪がつきにくい油」いわゆる健康油が人気を呼んでいます。日本の厚生労働省から特定保健用食品として認定もされています。 「食品と暮らしの安全基金」の発酵する「食べよう! 安全」という本の中で、トクホとして認められている健康油でも、体内でエネルギーとして消費されなければ最終的には中性脂肪となり蓄積されることが述べられています。メーカーも「すでに肥満の人には効果が認められるが、個共や健康な人には普通の油と同じように作用する。つまり健康な人がこの油をとっても脂肪がつきにくいという実証はない」と認めています。 肥満の人には効果があるけれど、肥満予防の効果はないということなのですが、どうもイメージばかりで高いお金を出して買っている人が多いように思います。
揚げ物をまったく食べるなといいません。でも食べ過ぎる傾向のある人は、1週間に4回の揚げ物をまずは2回に減らす努力もせずに、どうしててっとり早い方法ばかり求めたがるのでしょうか? 時々健康法について、雑誌の編集の方に聞かれることがあります。私がまず食生活を見直すことを話すと「こう手っ取り早く治る、健康になる方法」ってないんのですか? と聞かれることがあります。 食べ物だけでなく、文化も何も、てっとり早い方法を求めるから、日本人は大切なものを失ったと私は思います。健康油はそんな風潮の象徴だと思います。 |