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私は以前のtopicsで研がずにすぐに炊ける無洗米をご紹介していました。数年前からお米のとぎ汁は、環境に悪くないという声を聞き始め、先日も私にある方から「無洗米が環境によいというのは間違いです」というメールをいただきました。それでいろいろ調べ、私も納得してそのtopicsは削除しました。 当時、汚水の原因は家庭廃水が7割りと言われ、特に炊事している時の廃水が汚染原因の半分以上を占め、中でも米のとぎ汁は、リンやチッソを多く含み、水質悪化の原因となっていました。特にお米のとぎ汁はBOD「生物化学的酸素要求量」が高いことが問題となっていました。BODとは、水中の微生物が水質の汚染物質を分解する時に必要とする酸素量のことで、数値が高いほど汚れているとされています。 でも、BODだけで判断すると、米のとぎ汁よりも合成洗剤の方が安全だということになるそうです。でも、とぎ汁に金魚を入れるとにごっているので姿は見えないけれども、一昼夜たっても金魚は死なず、毒性はないそうです。 「食べるな、危険!」の本でも紹介されていますが、「とぎ汁が環境に悪い」と言っているのは、全国無洗米協会なのです。私にメールをくださった方は、こんな例えを書いていました。ユダヤでは全員賛成の意見は、採用しない。つまり賛成・反対両方の意見があってこそ情報の客観性が得られるということです。一方的な立場の情報は疑問を持つべし、と。 私も、一度試しに、無洗米は買いましたが、どうも炊きたての香りが違うな−と思ってそれ以来食べていません。それに玄米は無洗米がないですから、しぜんと普通のお米を食べることになりました。忙しい現代人には便利かもしれませんし、場合によっては使い分けてもよいでしょう。ただし無洗米は酸化が早いので味が落ちやすい、また品種による風味の違いがわかりにくい、つまり均一化された味などがデメリットであるということを知っておきましょう。 今回のことで一番大切だと思ったことは、お水を大切にするという意識が、日本では希薄になっているということだと思います。私たちの親の世代は水を大切にしていましたから、米のとぎ汁を庭の植木や掃除に使い、川に無駄に捨てることはありませんでした。震災の時にはあんなに水の有り難みを痛感していたのに。人間ってね・・・。反省、反省。 |