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遺伝子組み換え食品、クローン牛、環境ホルモン・・・・。今の時代科学的な知識がないと、何を食べてよいのかわからない時代になっています。 この本は、「人はなんのために食べるのか」という基本的な食への問いかけから始まり、人間の生理、健康医学、コミュニケーションなどの文化、そして環境からみた食についてさまざまな知識や情報、提言がされています。でも、決して、全章を通して一貫した内容、結論ではありません。 例えば、私が考えさせられたのは、遺伝子組み換え食品について。「遺伝子組み換え食品は食べたくない」と選ぶことのできる日本人は、飢餓に直面していないからだという意見もあるのです。 「確かに、できることならば遺伝子組み換え食品はたべないようにしたい。けれども技術はすぐに完成するものではなく、あらゆる可能性の中で研究開発を進めておかなければ、いざという時に間に合わない。限られた作付け面積、地球の気象異常、環境汚染などの問題を考えた時に、飢餓を解決する方法はもうない・・・・。」 有機栽培の農家を応援する程度ではとても解決できないひっ迫した問題です。でも、遺伝子組み換え食品は、できれば食べたくない。 結論は、私たちひとりひとりが責任をもって選択し行動することという、実に厳しい現実を突き付けられているのです。 恒星出版/1400円(税別) *書籍名をクリックするとアマゾンから本のイメージ・内容がチェックでき、購入できます。 |